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「つぶやき」カテゴリーの記事一覧


<コロナをきっかけに出直そう>【大橋】

  つぶやき

 この度の新型コロナウイルス感染の広がりを受け、全国的に緊急事態宣言が出て、約1か月半ほど。

 宣言は解除されることになり、「ステイホーム」から「新しい生活習慣」へと動きが始まりました。
 
「新しい生活習慣」は、人が1メートル以上接近することがなく、食事も遮蔽を隔てて換気の良い環境で行い、集まってイベントに参加することを気遣うような生活です。

 特にイベント関係でしょうか、今までどおりのやり方ではお客さんが来ない、また採算が合わないことが容易に想像できます。

 さてどうするか・・自営業をされている方は、業態そのものを大きく変更させないと先が見えないということがあるでしょう。

 うちの事務所の近くにもあります。長年の夢をカタチにして、素敵なお店を作られて。でもお客さんをいっぱいに入れることを憚る状況では、採算が採れません。

 自分で夢を潰して出直すなんて、辛くて考えられないという方も多いと思います。

 

 経営する事業のこと、家族のこと、働き先でのこと、胸が潰れそうに辛いことも、おありかもしれません。

 

 でも、この災難はあらゆる人が被りました。誰が悪いのでもない災厄です。後ろを向いて悲しむより、前に向いて「出直す」方法を長い目で見て考えましょう。

 

 うちの事務所にご相談にお越しになったら、狭い部屋にお通ししなければならないので、できるだけ電話相談やビデオ相談を駆使して、お越しいただく機会を減らすように心がけます。まずは、ご自身の抱える問題の「固まり」を、解決に向けて分解して整理するために、ご相談ください。

 目処が立つと、気持ちが落ちついて安心できるものです。不安なのが一番心身によくありません。

 

 これから、ブログでもできるだけお役に立ちそうな情報を提供していきたいと思っています。

 
大橋先生ブログ用20200525

<年の初めのご挨拶>【大橋】

  つぶやき

 新年明けましておめでとうございます

 

 本年もよろしくお願いいたします。

 

 昨年末、地元の浜名湖(静岡県)辺りで妹の家族と過ごしました。

 目に止まったものを三つ紹介します。

 

(1)大浴場にタトゥーの人も入れる配慮

 

 泊まったホテルは「THE HAMANAKO」(旧浜名湖ロイヤルホテルがダイワハウスグループ傘下に)でしたが、大浴場に、タトゥーを隠すカバーシールを貼れば入浴していただける、ということが掲示してありました。

 シールのサイズは、今ネットで確認しますと「8センチ×10センチ」で、2枚で隠せればよいそうです。館内で販売しているとのこと。

 

 外国の人でタトゥーを入れているのは、男女を問わずよく見かけます。日本でも若い人にはタトゥーはファッションとして馴染みがあるのではないでしょうか。年代が上だと「タトゥー」だとピンと来なくて、「刺青」であり、ヤクザを連想します。

 私は、一度極道に入ると決めて刺青を背中一面に入れてしまったとしても、極道を辞めるならそれを支援したいと思っています。(極道で居続けることも自己決定ではありますが、人の弱みにつけ込んでお金を巻き上げるのは犯罪なので、それをしないと維持できないならやはりお勧めできません)

 「8センチ×10センチ」2枚で隠しおおせない大きさの刺青だったら、仕方ないのかな。でも家族で1人だけ大浴場に行けないとしたら残念だろうな、家族風呂のある宿を探すのだろうか、などと考えます。

 

 今は、一律に公衆浴場は「タトゥーの人お断り」ですが、タトゥー(刺青)の意味も人により様々であることを、亀石倫子弁護士他の弁護団による「タトゥー医師法違反訴訟(無罪判決)」で知ったことを思い出しました。

 

(2)大浴場に入浴着で入る人への配慮の案内

 

 これは別の日帰り温泉でのこと。脱衣場に、乳がんなどの手術の痕を隠すための入浴着を着て入ることを認めていますよ、という掲示が出ていました。

 一般に「タオルを湯船に漬けないでください」と掲示されていますが、これには、「入浴着はその都度洗ったものを付けていただくのは構いません」という内容が書かれていました。

 女性で、胸の手術痕を見せたくないという思いは、聞いたことがあります。手術痕をじろじろ見る人はいないんじゃないかと思いますが、見られることを気にして大浴場に入れないのは悲しいですね。

 

 ・・いま、気がつきましたが、男性でももし手術痕があったら見せたくないという気持ちはあり得るので、男性の入浴着も認めるのが筋ですね。そうすると、あえて背中一面の刺青を見せたくないという人も、入浴着を着たらよいということになります。

 

(3)礼拝室のある施設

 

 掛川花鳥園という施設を訪れたときのことです。

 大きな食堂兼休息スペースのある建物の一角に、「礼拝室」があるのを見つけました。

 これより前には関西空港で見たことがありますが、「ああ、なるほど」と思いました。ムスリムの人達もたくさん観光に来られているのでしょう。

 食堂のメニュー表示に「ハラール」が書かれているのは目に止まりませんでしたが、そういう配慮は必然的に必要ですね。

 

 ・・・多文化共生、お互いを知り、共存することを実感する一コマでした。

 

 

2020年賀状文面(大橋先生)東海版_pages-to-jpg-0001

<今年、10連休を前にして>【大橋】

  お知らせ

今年は、今週末の4月27日(土)から連続の10連休を迎えます。

1.預金への影響

新聞など見ていますと、10連休の間は銀行も休業するため、ATMの中の現金が不足するおそれがあるとか。出す人ばかりで、入れる人がいなければ、中の現金は確かになくなりますね。
現金の引き出しは、今週の早めにしておいた方が良いですね。

他方、10連休明けの5月7日の朝には、連休中の日付で本来引落されるはずだった毎月月末や毎月5日指定等の引落ができていないので、集中して引き落とされます。
残高が不足しないよう、預金として置いておく分も考えないといけないです。



2.労働者の方への影響

月のうちの休業日が増えると、嬉しいのは月給制の労働者。給料は減らず、休みが増えるからです。
辛いのは日給制の労働者。給料が目に見えて減るからです。
そうすると「空いた日にも何かアルバイトをしよう」ということを考えると思います。
この頃はネットで登録制の仕事が得られるようですね。例えば「UberEats(ウーバーイーツ)」のグリーンの箱型リュックを背負って自転車を飛ばしている人をよく見るようになりました。
その仕組みは、ネットで「体験記」を読むことができるのでわかりますが、実は何か事故に遭った時の保障がありません。労働契約を結んでいるわけではないし、実際「労働者」とも言えないので、労災保険の適用がないのです。
副業で事故に遭って、本業の方を休業しないといけなくなったら大変です。そういう点の保護制度は、まだ行政でも検討中の段階です。気をつけてください。



3.当事務所と大橋のGW状況

当事務所は、カレンダーどおりに10連休とさせていただきます。その間は事務局は不在で、電話は留守番電話です。
弁護士は不定期に事務所に出入りすると思います。
当ホームページのインフォメーションからいただくご相談予約に対しては、その確認が不定期になりますので、10連休明けまでご返事ができないことがあります。ご了承ください。

 

なお、大橋は例年、5月1日には所属する大阪労働者弁護団の賛助団体の方が参加されるメーデーに顔を出していますので、その日には事務所に出ます。

 

あと、5月2日の朝10時から13時まで、京都の「ひと・まち交流館京都」で開催されている「どうする?憲法 パネル展」の受付でバルーンアートをしながら入場者をお迎えしています。
5月5日の午後1時半からは同じ会場で久しぶりに「憲法カフェ」をやります。

 

あちこち出歩きもするのですが、せっかくの機会ですので、事務所も自宅も片付けをしたいものです。

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年の始めのご挨拶【大橋】

  つぶやき

もう1月も半ば。
遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。

 

副会長業務の合間に事務所で用事を片付ける生活も、あと2か月半となりました。
4月からは一弁護士に戻るので、ブログで定期的に発信をしたいものだと思いつつ、次年度執行部へ引き継ぐ仕事、終わらせる仕事、これから急いで土俵に乗せる仕事(!)と振り分けていくつもりです。

 

2019年賀状文面(大橋先生)東海版

新年あけましておめでとうございます。【大橋】

  つぶやき

新春のお慶びを申し上げます。

 

旧年中はお世話になりました。

 

日本国憲法の改正議論がますます現実化する中で、そもそも自分の足許で民主主義を実践できているのだろうか、

という思いを懐くようになりました。

自分の足許とは、居住する地域であり、また、職能団体かつ自治組織である弁護士会です。

 

例えば、弁護士会で女性役員の割合が3割に満たない現状。

「クリティカル・マス(量的変化が質的変化に転じる境目)」として、「3割」は重要な意味を有するそうです。

女性に限りません。外国籍の人、障害者、生活困窮者etc.

要するに、多数派に属する人が7割以上を占めてしまうと、議論の多様性が弱まるということです。

 

あらゆる立場の人の状況を広く視野に入れて、「ソーシャルインクルージョン(社会的包摂)」の理念で

自らの居場所を主体的に作っていきたいと思います。

 

「憲法カフェ」の講師にも、引き続きお呼びください。

 

本年もよろしくお願いいたします。

 

2018年 新春

 

2018年賀状文面(大橋先生)

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